喜劇

昨晩は五反田団の公演「いやむしろ忘れて草」を見にアゴラへ。じつはツマタン五反田団初観劇だったのだけど、思ってたよりもすごく青年団の芝居に似ていてびっくりした。今回はとくにそうだったのかも知れないが。なんというか、もっともっとくだらなく笑えるお芝居かと思っていたのだがそうではなかった。けっこう切なかったり哀しかったりした。終演後のアフタートークでは気持ちよく笑わせてもらいましたが。

帰りに友人もちゃすと軽く一杯いこうとアゴラの近所の店に入る。その店ではおじさんがひとりで料理を作っててお兄さん二人がお運びをしている。たった今二階に団体さんが入っちゃったので料理を出すまでに短くとも20分はかかりそうだがヨイかと聞かれる。ビールは？ビールはすぐ出せます。でヨイですと。ビールをやりつつ眼鏡のお兄さんに「どのメニューなら早い？」と聞くと、やはりカレーは早いとのこと。でもカツカレーは、あと揚げ物はもちろんすべてなんですが、もちろん、揚げる時間はみといてほしいです、とのこと。そりゃそうだよねー。このお兄さんは私たちがメニューを指すだけでぽんぽん答えを返してくれてたいへん優秀、可愛いかった。あっ丼ものもけっこう早くいけますよ。あっ豚の生姜焼き、これは早いです！じゃ生姜焼き、と心を決めつつも、つっと、ドリア・グラタンの欄に指をやると「あっこれはもう、込んでないときでも無理です！」無理って！

終電で帰る。写真は品川駅のＪＲ構内にある看板。京急はあっちだよ、ということを言っている。ひらがなの感じと↑↑の感じがたいへん好き。

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