べらんめえっっ

真夜中の弥次さん喜多さん

んーーーっっ!!
すごかったっ!!

期待どおり、すごく可笑しくて楽しくて面白かったけど、でもハチャメチャなだけではないんですね。そこで描かれている人生の問題はすんごく辛辣でヘヴィー。愛だか恋だか身を切られるように切なくって、実は(後半とくに)ホント泣かされちゃいました。

恐らくとっても危険なキーワードである「自分探し」というコトバをたいへん軽やかに手玉にとっていて、それで例えば多少さむくてもださくてもそれくらいじゃビクともしない力強さ=軽薄さを手に入れているかのようだった。

てやんでぃっ(※何を言ってやがるんですか)

そして何より印象的だったのは、役者さんひとりひとりがむちゃくちゃイキイキしていたこと!みんなすごかった。それがものすごかった。お祭りみたいだった。

あー。そっか、お祭りなんだなぁ、きっと。

『芸の足腰がすわってる奴しか「軽薄」にはなれないのだ。』by 中野貴雄 監督(mixiの日記より)