スポーツカー

新宿でバイトしてたときの友人が久しぶりに実家から出てきて、近所まで来るというので会ったらまぁかっこいい車に乗っていた。ちくしょうっ。乗せてもらってドライブ。地面に近い赤いレザーのシートに横たわってゴツゴツした震動を体に受けるのが気持ちよくって、なんだかずっと車に乗っていたい気分になった。

うーん。男の子はやっぱこういう車だね!こーいうクルマの助手席に乗ってると、自分のなかの男の子と女の子が両方いっぺんに、それもちょうど良いバランスで満足させてもらえるのです。あー私もたまにはマニュアル運転したいなー。あるいは風の向くまま気の向くまま、道なりにしか進まないドライブをしたいのさ。

そういえば車に縁の無い生活になってから久しい。むかし仕事で乗ってたころは都内の知らない道を地図見ながら(カーナビなんてまだ普及してなかったぽ)携帯電話で話しながらタバコ吸いながら、、、んー今では考えられん。さる高名なスタイリストの方をお乗せしたことがあったけど、あんな大御所なお方の命を一時的にであれ預かってしまったのかと思うと、今でもぞっとする。今でもっていうか、今だからというか。当時はまぁ、だからといってどうすることもできずがんばって運転していたのだけど。何もなくてあーよかったよかった。