最高の前戯

空、鳥

第4回かながわ戯曲賞最優秀賞作品ドラマリーディング公演「最高の前戯」作:岩崎裕司、演出:宮沢章夫、出演:吹越 満、宮川 賢、片桐はいり、上村聡、田中夢、南波典子、相馬 称

ダンナタンと観に行く。濃厚でせつなくて可笑しくて哀しくて‥‥今が百五十年後だったら良いのになぁ!!ってスゴクわかるのっそれっ!一方的だけどそう思ったのっっ

ホント、今が百五十年後だったら良いのになぁ!!沈んで居なくなってしまいたいのになぁ!!

人生なんてどーでもよくなるよーなあの快感を味わってしまってはもう、どぼどぼと中毒となってもがいて苦しみ続けるほかないのかしらね。大吉は頂上だからあとは下がるしかないじゃない、最高の次にはもう死ぬしかないじゃない。死ねないからあとは気を紛らわすしかないのよね。はぁ、せつないなぁ。ばかみたい。。。

たぶん私は、この戯曲の少しのところしかまだ分かっていないのだと思うのだけど、兎に角せつなくてせつなくて、あと、なんかもう、忘れちゃってください私のことなんて、っていう感じとかして、それからやっぱりせつなくてせつなくてセックスしたくてたまらなくなったのでした。あぁやらしい!阿佐ヶ谷での上演を見逃したことがほんとに悔やまれましたよ。ぼんやりしていてはいけないですね。

あ、それと、岩崎裕司さんにお花を差し上げたいと思いささやかながら花束を用意して行ったのですが、表彰式のときに舞台の下からお渡しするべきであったであろうに間抜けな私。タイミングを逃がして(髪の寝癖が私を引っ込み思案にさせていた)かえってお手数かけました。スミマセン。