「AVとは無関係の人」として。

安田理央さんの恥ずかしいblog 本日3/15のエントリー「AVの向こう側へ」が、なんだか、いいです。わくわくで、うずうずです。春でsproutな感じです私的に。

昨日ここにも書いたハマジム(以下、HMJMとしますね)の件についてなのですが、安田理央さんてば『HMJMを巡る短い論争は、一部では話題にはなったようです。でもそれは、どちらかといえば業界の人、あるいはAV業界に興味がある人が中心で、実を言えばこの論争を通して、もっとAVとは無関係の人にまで輪が広がるかなぁ、そうすればHMJMに興味を持ってもらえるかなぁ、なんて考えていたのですが、そこまでは至らなかったみたいです。残念。もっと雨宮まみと口汚く罵りあった方が注目をひけたか(笑)』なーんて仰ってるのですが、、、いえいえ!少なくとも此処にひとり、「AVとは無関係の人」が興味を持ってしまったですよー。

はっきり白状いたしておきますと。私はHMJMの作品、見ていないんですよ!(いばるないばるな)はっはっは、笑っちゃいますよね。演劇を見るときには常に素人として見よう素人として感想を言おう、というのはここ最近とくに心がけている「立ち方」なのですが、そんな私はAVに対してだって素人、常にあくまでも素人、なんにでも素人(‥‥それって、ダメなんじry)えーと。いうわけで。

素人だって、いえ素人だからこそ、見なきゃ/考えなきゃ/感じなきゃ。感じてることを認識しなくちゃ。と思うので。えっとだから、まだ見てないけど、HMJMの作品は見たい。あのね、なかなか見易い状況ってわけでもないのですよ白状ついでに言ってしまうと。だって素人の普通の主婦ですもん私。でも、どうにかして見てみたいなー見なくちゃなーと思っている。で、見易いわけでもないけどなんというか、、きっと、私たち(=素人/女/AVとは無関係の人)は、見ることに近づけているんだと思う。たとえば、HMJMリリース第2弾「アイデンティティ」という作品は、ななんとアテネフランセで上映されちゃったりしてて、そういう意味では、それは既に「AV」ではないなぁと思うもの。外見的にはミニシアターにお芸術映画を見に行く高尚なww行為、って、見えなくもないでしょ?

だから安田理央さんが『僕個人としても、これからHMJMファンとして、エロではない媒体にHMJMを紹介することを積極的にやっていこうかなぁと考えています』と書いてるのは大大大歓迎で大大大賛成!待ってます私。

あとあと、昨日に引き続き乱暴な抜き出し(引用とも言えないよねきっと)シリーズ第二弾で、安田理央さんのこの日の記事から特にグッときたりウンウンと頷いたりしたところをメモのように乱暴にコピペしておきます。

アダルトビデオだから、ということで手を出せない、あるいは初めから興味を引かないという層も多いのではないでしょうか。そしてHMJM的なビデオに共感を覚えるであろうユーザーは、そうした層に多いのではないかと。

「エロ」は何でも受け入れるフトコロの大きい自由なものだけれど、「エロ」の皮を被ったアートというものには抵抗もあります。あとアートだとか言い張るエロも大ッ嫌いだし。

AVではない、セックスをテーマとしたドキュメントというジャンルがあってもいいのかなと考えました。ちょうど今日発売の「漫画アクション」(4月5日号)の柳下毅一郎氏のコラムで「HMJMの作品はノンフィクションでありアダルトエンターテインメントではない」と語られています。そして「2004年のもっとも優れたドキュメンタリー」とも書かれています。

あら、柳下毅一郎さんですってよ>ダンナタン



あ、そのHMJMのトップが更新されてました〜「生誕34週年記念 デモ田中謝肉祭2005」ですって。『HMJM作品第四弾「アテネマラトン」主演男優デモ田中氏が明日イベントを行います。DVDの物販もするようなので、カッコいいジャケットの現物を見る事もできます。』於NAKED LOFTって、これ、、、今日でつか!しかも司会が山田広野さん!行けないケド。。。